青い空と浮かぶ雲があれば楽園

ビロビジャンのホテル・ボストク。夜の警備さんは、気さくな笑顔の人。私たちの顔と部屋番号を憶えていた。

午前9時。雨。ホテルの前の屋根の下。私たちが荷物を広げていても、ロシアの人たちは遠慮なく荷物の上を行き交う。

雨が上がり、雲がまだらになり、青空が見える。

未舗装の道路、わずか数メートルほど。

新しいガスステーションで一服。写真の丘には馬がのんびりと放たれている。

時速110㎞で雲の影と追いかけっこ。

はじめての地平線! でも、アキオ曰く「これは地平線ではない」

青空が見えるというだけで、目の前の全てが輝いて見える。

 わずか5時間、480㎞の間に、雨と晴れが何度でもやってくる。

ベロゴルスクの町の入り口。

 はじめてのクワス。咳止めシロップを薄くしたような味。

今日の晩御飯は、スーパーで調達。これはハンバーグにチーズを被せて、間にクリームソースが入っているお惣菜。140ルーブル。冷めていても超おいしい。

アテにしていたホテルで断られ、ホテルベルサイユというガストニーツァへ。ツイン1泊1900ルーブル。セミダブルベッド二つ。家ではシングルベッド一つで寝ている私たち。とっても贅沢、

お部屋でゆっくりしていると、窓の外は真っ青な空。散歩に出かけます。

 駅の陸橋の上。猫も夕日を見ています。



まぶしすぎる西陽。19時頃。


ベルサイユ前のベンチで一服。見上げると無数の鳥が賑やか。



正面にあるのは「ふわふわの木」。この町に入った途端、ふわふわと白い綿毛がずーっと漂っている。ファンタスティックの源は、この木々の綿毛さんでした。



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